Earin M-2 レビュー ~完全ワイヤレスイヤホン~

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レビューの前に…
このコンパクトさ見てください。
これが完全ワイヤレスイヤホン、Earin M-2です。

購入経緯

元々SONYのWI-1000Xという、首かけ式のノイズキャンセリングBluetoothイヤホンを所有していました。
AptxやAACのみならず、LDAC対応、そして音質を向上させるアップスケーリングやワイヤレスにしてノイズキャンセリング力の強さ、10時間持ちのバッテリーに惹かれ購入し、半年ほど使用していました。

しかし普段利用している端末以外で他の媒体で使用する際にはわざわざ初期ペアリングをしなければならず、そこがネックであることや完全ワイヤレスイヤホンへのあこがれから、購入するに至ったのである。

M-2にした理由

まず大前提として、Android端末の多くが対応する「Aptx」コーデックに対応していること。
完全ワイヤレスイヤホンは遅延がある製品が多く、動画やゲームにおいては顕著に影響を与えます。
Aptxは低遅延の規格であるため、そこから絞込みを始めました。
また、左右のイヤホンをほぼ途切れず遅延を無くすNFMIもしくはMiglo規格に対応することも条件にすると、2択くらいしか残らないのです。

Nuforce BE Free8
Amazonのレビューがあまり良くなく、候補から外す

Earin M-2
⇒そのコンパクトさと対応コーデックから購入

レビュー


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❶サイズ
やはり、このサイズ感は良いです。
付けていても【完全ワイヤレスイヤホンつけてるあの人!】と思われにくいと思う謎の安心感に包まれます笑




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❷充電


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充電インジケーターもわかりやすく、充電ケース側面のインジケーターランプが3つあり、そこで残量を確認可能。
イヤホンケース内部とイヤホン本体はマグネットが内蔵されており、充電ケースに収納するときにもカチッとしまいやすいです。
勝手にスライドされないよう、ふたにもマグネットがあり、どんな向きでも勝手に開かないようになっています。


❸音質
元のネットなど情報から、付属イヤホンでは音がこもるということで、スピンフィットのイヤーピースを購入しました。

上記のリンク先はMサイズですが、他にS、SSサイズ展開があり、自身Mは大きく、Sサイズを利用しています。

低音はほぼ感じられませんが、中高音がくっきりと聞こえ、完全ワイヤレスイヤホンにしては十分かと思います。
さらには、ケースにもしっかりハマり、音も鮮明に聴こえるようになる貴重な神イヤピかと思います。笑


外音取り込みに関して、音を流していない状態にのみ可能ですが、ただ音を拾う感じで、あれば良いなと思う程度であまり期待しない方が良いかもしれません。


❹付属アプリ
Earin専用のアプリが用意され、イヤホンの調整を可能にします。
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⬇左右の音量バランス調整
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⬇外音取り込み機能
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あとはイヤホン本体のオンオフが可能ですが、オンに関してはケースが無いとできません。


❹遅延

遅延はほんとにありません。
動画、ゲーム(ツムツムやにNintendo SwitchからのBluetooth送信機の音声)も皆無。すごいです。

途切れに関しては、アプリ、状況によってはあります。
が、他の製品でよく言われているような頻繁な途切れはありません。

総評

初の完全ワイヤレスイヤホンということで、他の製品と比べられない部分が多くあります。
また、値段も3万円とかなり高いので、この価値に見合うかと言われれば微妙です。
しかし、このコンパクトな筐体に詰め込まれた技術、安定性は他の製品とは一線を画しているのではないでしょうか。

⬇トランプケースと同じくらいの大きさに収まります。

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